総合政策部総合政策課

1.件名
小山市役所新庁舎建設基本計画の策定について
~夢・未来あふれる“新しい時代の行政創り”の中枢拠点の実現に向けて~

2要旨
「本庁舎の「建替え整備」については、平成29年1月、総務省において新たに創設された「市町村役場機能緊急保全事業」を活用し、平成32年度末までに現在地への建替えを目指すこととし、昨年9月には新庁舎整備にあたっての基本的な方針や方向性を示す「小山市役所新庁舎建設基本構想」を策定したところですが、基本構想で示した理念や基本方針の実現に向け、新庁舎に求められる性能や水準、機能別整備方針、規模・配置・空間構成の方針及び事業計画について、設計や工事を進める上での基本的な考え方をまとめた、より具体的な整備計画である「小山市役所新庁舎建設基本計画」を平成29年12月に策定しました。

3内容
○新庁舎に求められる性能・水準
基本構想で定めた6つの基本方針の実現に向けて、新庁舎に求められる充分な性能・水準を確保した整備を行います。

○機能別整備方針
行政機能・議会機能・市民利用機能の各機能において、市民にとっての利便性と職員にとって業務効率性を実現する整備方針を定め、設計に反映します。

○規模・配置・空間構成の方針
新庁舎の建設予定地は現庁舎東側の庁舎前駐車場のエリアとし、規模は約22,000mと設定します。低層階に「窓口機能、市民交流機能、保健・福祉センター機能」を、中層階に「行政事務機能」を、高層階には「議会機能」を配置します。

○事業計画(《事業手法》
[DB方式(設計・施工一括発注方式)を採用することで、施工者のノウハウや固有技術を活用し、設計期間の短縮を含む、より合理的な設計を行い、平成32年度末の確実な竣工を目指します。

《概算事業費・財源)
本体工事費を約107.4億円(税抜)、全体事業費を約119.4億円(税抜)として概算事業費を設定し、財源として「市町村役場機能緊急保全事業」や「庁舎建設基金」を活用することとします。また、市債や一般財源の縮減を図るため、不用となる財産を売却するなど、財源の確保に努めます。

《事業スケジュール》
新庁舎の竣工を平成32(2020)年度末とした、スケジュールを設定します。

年度 事業内容
平成30年度 事業者(設計者・施工者)選定
平成30~31年度 基本設計・実施設計
平成31~32年度 新庁舎建設工事
平成33年度 現庁舎解体・外構工事